婚活疲れ「あるある」から学ぶ ~釣り合わない出会い~

婚活がなかなかうまくず、疲れてしまう方には共通のパターンがあります。スマホを見て悩む女性
婚活疲れをしている方の「あるある」なお話を、女性目線、男性目線の両方から検証してみたいと思います。

今回は、たくさんのお見合いをしたものの、見事にお断りされ続けた女性のお話から考えてみましょう。

自分は本当に理想のお相手と釣り合っているのか

【お見合い初心者のHさん 36歳・女性】
☑これまで街コンで出会いはあったが、遊ばれていたことに気が付き真面目なお見合いを希望
☑資格あり・年収600万円台
☑お相手年収希望額は700万円~1500万円くらい
☑普段から料理はしてない高級レストランで赤ワインで乾杯するカップル
☑忙しく留守がちな男性と、たまに一緒に外食するような自由な結婚生活がしたい。
☑年に一度は海外旅行がしたい
☑子供は特に希望はしない

お見合いの状況

Hさんにはたくさんのお見合いの申し込みがありました。
理由は、スタイルが男性好みだったことと、職業も男性好みだったからのようでした。背を向けるスーツ姿の男性
彼女は、それを武器にして頑張るとおっしゃっていたのですが、婚活はそう甘くはなかったのです。
たくさんいただいたお見合いの中でも、彼女は年収が700万~1500万円位の方とだけお見合いをしましたが、殆ど交際に至ることはありませんでした。
なぜか男性の方からHさんをお断りするのです。

お断りの理由 その1「家事能力」

Hさんが狙う男性は、年収でいえば婚活男性の中でも中~やや高程度の方でした。
社会の中でそれなりの成功はしているけれども、生活レベルは一般庶民です。
妻となる女性には、「専業主婦でもよいけれども家事はしっかりやってほしい」という気持ちの方が多かったのです。

まな板の上で野菜を切る男性の質問の仕方も賢いのでした。決して「料理は得意ですか」とストレートに聞かず「昨夜は何を作りましたか」と聞いてきたりします。Hさんは、切り抜けることができずに散々お断りされてきました。

Hさんは、慌てて料理本を買い努力もしましたが、すぐには成果は出ません。Hさんの苦戦は続きました。

お断りの理由 その2「会話」

黒板の前で講義する男性Hさんはお見合いの後「仕事の話をずっと聞かされてセミナーみたいでした」「質問攻めでした」と報告することが何度かありました。
その度に彼女は、つまらない話も一生懸命聞いたし、質問にも一生懸命答えてきたし、そして挨拶もお礼もきちんとしたというのですが、なぜだか男性の方からお断りしてくるのです。
私は、「男性は仕事ばかりの生活になってしまい、お見合いで女性と話す時も仕事モードになってしまうのかな」「お見合いが就職面接みたいになってしまうのかな」と考えましたが、その後もHさんと話す中で、それはHさんにも原因があったということがわかったのです。

ノートをとる女子高校生それは、Hさんはお見合いでは「聞き役に徹していた」ということです。
「女性はおしとやかな方がいいと男性は思っている」と考えたHさんは、男性が言うことに「はい」「いいえ」で答えては、頑張って笑顔を作っていたのです。そして、自分から話題を提供するということをほとんどしていなかったのです。

そう、男性が仕事の話ばかりしたり、質問攻めになってしまったのは、せっかく話題を提供しても全く話を繋げてくれない彼女に困り果てて、仕方なく得意な仕事の話をしたり、彼女に質問したり頑張っていたということだったのです。

お断りの理由 その3「男性目線の服装」

白いシャツの自然体の女性Hさんは、エステに通いお手入れも頑張っていたので、彼女のお肌はとてもきれいでした。そして、女性の私から見れば、化粧も薄くとてもナチュラルな装いで素敵でした。
しかし、お見合いとなると、それが良いのかというと少し違ったのです。

結婚を決める最終的なものは、もちろんたいていの人は「その人の人格」などの「内面」でしょう。良い、悪いというより、「自分と合っている」「尊敬できる」などです。

しかし、友達から始まった出会いでは、会っていくうちに徐々にそれがわかって来るので良いのですが、お見合いはそういう意味では特殊な状況です。
お相手の内面が見えないうちに、次にまた会うかどうか(しかも二人きりで時間を作って会う)を決めなければならないのです。
人の内面は、一度や二度会ったくらいではわかりません。

笑顔の明るい女性では、どうすればよいでしょうか。
それは簡単です。自分だったらどういう人となら、また会ってみようかなと思うかを考えればよいのです。
こちらも大抵の人は同じ考えではないでしょうか?

それは、「異性としても第一印象がよい」ということです。
挨拶や表情・仕草、お店でのマナー、その場に合った服装、自分に興味を持って向き合ってくれているか。
そして、特に女性が男性に対して気を使ってほしいのは「女性らしい服装」です。

素敵なキャリアウーマン男性は女性ほど深くは考えていません。
「見た目が良かった」「素直そうだった」「楽しかった」「ワクワクした」などが、交際につながる理由であることも多いのです。これらさえよければ、例え料理が苦手でもとりあえず保留にしてくれることさえあります。
しかし、Hさんの理想の男性は収入もよく、仕事も活躍している男性です。きっと、会社や自分の周りにはビシッと決めた賢い女性もいるのではないでしょうか。
そのような目の肥えた男性が、女性の見栄えにある程度の期待しても不思議ではないでしょう。

もうひとつの考え方があります。ピンクのワンピースの素敵な女性
男性は、女性が自分の為におしゃれをしてきてくれることが嬉しいのです。
それは、女性は、男性がお茶代やお食事代を払ってくれると嬉しいのと同じかもしれません。なぜ嬉しいのかと言えば、お金を払わず得をしたからではありませんよね。男性を頼もしく感じ、そして大事にされているような気持ちになるから嬉しいのですよね。
Hさんの女性から見れば素敵な「ナチュラルさ」は、男性から見ると自分と会うのに力を抜いてきている「手抜き」という印象になってしまうことがあります。

まとめ

結局Hさんは、今まで仕事では自信があったのと、独身女子同士での毎日の充実した生活を送っていたという自負はあったので、ここまで男性からお断りされてしまうという現実を認めたがらず、私からのアドバイスを受け入れることできませんでした。

頭を抱えて怒る女性年収が1000万円前後で、仕事は忙しく、妻を自由にさせてくれる男性が希望のHさんでしたが、彼女は料理は作れず、会話もおしゃれも苦手でした。
「女性だから料理を作れないといけないなんて時代遅れだ」「おしゃれを強要するなんてセクハラだ」という声も聞こえてきそうですが、私は男女平等やセクハラのお話をするつもりはありません。婚活という場での現実についてお話しています。
女性だってお見合いやデートでは男性がお支払いをしないと「軽んじられた」と不愉快になります。そして今や男性も料理ができない人は敬遠されます。会社ならともかく、結婚という場においては「男女平等」「セクハラ」といちいち難しく考えていては、なかなか進展しません。上手くいく婚活と失敗する婚活という現実に基づいてお話しているのです。感じの良い女子アナ
実際にHさんは、お見合いで出会った男性に「もう一度会ってみよう」と思ってもらえなかったのです。
せめて、お見合いからデートへと次につなげるような努力は必要なのです。
女性もそうであるように、男性もお見合いという場面で第一印象で好むタイプの女性はそれほど変わりありません。
しかしそこから何度も会っていくうちに、少しずつ内面が見えてきたときに、本当に自分と合う人なのかが見えてくるのです。

せめて本気で婚活をしているのなら、今だけでもお嫁さん候補としての男性目線に敏感になったほうが賢いのです。
そしてそれが、自分の理想のお相手に始めから釣り合っていれば、さらに賢いのです。

ジョッキで乾杯「私、モテないわけじゃありません。1対1のお見合いが苦手なだけです。」と言い残し、Hさんは再び街コンでの婚活に戻っていきました。
彼女は36歳。街コンで遊び目的の男性に貴重な時間をとられないか心配です。そしてそれが、彼女の女性としての価値を下げてしまわないかも心配です。彼女の希望するある程度のステイタスのある男性が、街コンで遊ばれた経験が何度もある女性と釣り合うでしょうか。

確かに街コンでの出会いなら、料理ができるのかや服装や会話の内容など気にしなくとも簡単に出会うことはできるでしょう。
しかし女性も賢くならなくてはなりません。プライドを持って自分を大事にしなくてはなりません。
そうでなければ、安っぽい女性になってしまいます。安っぽい女性になれば、同じように街コンで女性をもて遊んでいたような安っぽい男性としか釣り合わなくなってしまいます。

ガーデンウエディングの準備が整った芝生の庭お見合いなら、最低限でも結婚に対して本気な男性としか出会わなくて済むのです。
街コンで簡単にモテるのではなく、お見合いでモテるように努力した方がどれだけ結婚への近道だったか。

婚活中の皆さんが、無駄に疲れたり傷付くことなく、前向きに行動ができますよう心から応援しています。